過度なダイエットは厳禁｜加齢臭＠解説NAVI

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過度なダイエットは厳禁

加齢臭が気になり始める年齢は男女ともに40代以上だといわれていますが、これは同時にメタボリックシンドロームを気にする人が多い年代かもしれません。

メタボリックシンドロームとは「内臓脂肪症候群」と呼ばれるもので、「高血圧」「高血糖」「高脂血症」という3つの危険因子のうち2つ以上の危険因子が加わると、メタボリックシンドロームに該当するとされています。

メタボリックシンドロームは、暴飲暴食や動物性脂肪が中心の不摂生な食生活を送っていたり、喫煙やストレスの多い生活を送っている人がなりやすいと言われていますが、実はこれは加齢臭の原因となるノネナールを発生させやすい状況と大変よく似ています。

つまり、メタボリック対策と加齢臭対策には共通点があるというわけです。

ただし、メタボリック対策として過剰なダイエットをすると、逆に加齢臭の原因を作ってしまうことにもなりかねないので注意が必要です。

中でも、運動をしないで1つの食材だけを摂り続けるタイプのダイエットは、代謝不良を引き起こし、体内にある中性脂肪を燃焼させますが、その中性脂肪が変化した脂肪酸が体臭を放ちます。

そして、そのような無理な食事制限を行っていると、今度はアンモニア臭を放つようになり、最後にはいわゆるダイエット臭と呼ばれるケトン臭まで発生してしまいます。

無理な食事制限を行えば精神的にも肉体的にも大きなストレスがかかり、その結果、加齢臭を助長する活性酸素を増やしてしまいますので、無理なダイエットはやめましょう。