加齢臭とは-加齢臭＠NAVI-

＜加齢臭とは＞
中高年特有の体臭をあらわすのに当たり前に使われている「加齢臭」という言葉。

実はこの「加齢臭」という名前は2000年と最近に誕生した言葉で、資生堂が中高年特有の体のにおいの原因が「ノネナール」という化学成分であることを発見し、その体臭を「加齢臭」と名付けたのが始まりです。

ノネナールは誰もが皮膚に持っている脂肪酸が酸化されることで発生しますから、中高年男性に限らず誰にでも発生しうるはずです。なぜ「中高年特有のにおい＝加齢臭」という名前がついたのでしょう。中高年になると、30代の若者にはほとんど存在しない「9-ヘキサデセン酸」という脂肪酸の分泌が増え、また加齢とともに過酸化脂質が増えて酸化分解が進みやすくなる結果、においの元になる「ノネナール」が発生しやすくなるためです。

ですから、若い頃にはなかった体臭が加齢とともに発生するということで「加齢臭」という名前がつけられているのです。

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