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入浴での加齢臭対策
加齢臭は、皮膚を覆う皮脂の一種が原因というのが最近わかっています。この皮脂は、胸と背中の中心付近から特に多く出ていることも判明しています。しかし皮脂は、肌を乾燥から守る働きもあるので、すべてを取り除くのは良くないとされています。これは、頭髪の抜け毛を防ぐ場合でも、よく言われていることです。
要は、皮脂のすべてを取り除くのではなく、加齢臭の原因となる古い皮脂だけを取り除くことなのです。これには、朝、1分程度シャワーを浴びるのが効果的です。石鹸などで体をこする必要はなく、胸と背中に30秒ほど湯を浴びせるだけで良いのです。これだけでも、古い皮脂をきれいに洗い流せるのです。ただし、血圧が高めの人は注意が要ります。
冬場などで、シャワーを浴びるのに抵抗がある場合は、濡れたタオルで軽く胸、背中を拭くだけでも効果はあるようです。夜、寝る前に入浴する人は多いでしょう。しかし、夜寝ているときには大量の汗と皮脂を排出しているので、そのまま放置しておくと臭いの原因に繋がります。したがって、朝にシャワーを浴び、汗と皮脂を洗い流すといっただけで臭い対策になるのです。
これ以外の入浴での加齢臭対策としては、タオルを変えてみたり、石鹸を加齢臭予防用にする、と言う方法もあります。タオルは、最近は抗菌、消臭タオルと言うものがあります。洗髪時にも、消臭シャンプーを使ってみる方法があります。ただ、シャンプーはあまり多く使いすぎない方が良いでしょう。
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